■問題05
前期に生じた売掛金のうち,200円が 貸し倒れとなってしまいました。
なお,貸倒引当金の残高は,170円あります。
この時の仕訳はどれですか?
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■解説
貸し倒れに関する問題です。
商品を掛けで売って,その代金を回収できなく
なってしまったら[ 貸倒引当金 ]を使って
[ 売掛金 ]を減らす仕訳をおこないます。
もし,[ 貸倒引当金 ]がない,もしくは[ 貸倒引当金 ]の
残高よりも,貸し倒れの額の方が多い場合は,その多い分は
[ 貸倒損失 ]という勘定科目を使い仕訳をします。
[ 売掛金 ]は,資産の勘定科目です。
簿記の決まり事の,
資産の減少は上図の資産と書いてある反対側の右側(貸方)に記入!
により,[ 売掛金 ]は右側(貸方)に記入になります。
相手の勘定科目は[ 貸倒引当金 ]になりますが,
今回の問題では貸し倒れの額が[ 貸倒引当金 ]の残高よりも
30円多いので,その30円は[ 貸倒損失 ]で仕訳をします。
なので,正解は4番になります♪
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