■問題08
消耗品の期末未消費高は80円でした。
なお,消耗品の期末残高は250円です。
この時の決算時の仕訳はどれですか?
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■解説
消耗品の未消費高に関する問題です。
消耗品の期末残高は250円になっていますが,
実際に消費していないのは80円分だけです。
250-80=170
170円は今期のうちに消費したことになります。
今期に消耗した170円を[消耗品費]という勘定科目を使い
[消耗品]の勘定科目から振り替えます。
[ 消耗品費 ]は費用の勘定科目なので発生したときは
上図の費用と書いてある左側(借方)に記入します。
相手の勘定科目の[消耗品]を右側(貸方)に記入します。
ですから2番が正解になります♪
この仕訳は,今期に使用した分は今期の分に計上し,
まだ未使用の分は次期以降に繰り越しましょ〜♪という意味なんです。
貸借対照表に記載されている,[資産・負債・資本]の
勘定科目の残高は次期以降に繰り越せます。
でも損益計算書に記載されている[費用・収益]の
勘定科目の残高は次期に繰り越せません。
次期の損益計算書の[売上][仕入]などの勘定科目はまた0円からのスタートです。
ですから,未消費分80円は次期以降に繰り越すために
資産の勘定科目の[消耗品]に残しておいて,
今期に使用した170円は費用の勘定科目である
[消耗品費]に振り替える訳なんです♪(*^-^*)
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