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□貸し倒れの説明とは?--- 商品を掛けで売った会社が倒産をしてしまうと 売掛金代金の回収が出来なくなってしまいます。 回収が出来なくなったら貸し倒れとして処理を することになります。 貸し倒れの処理の流れは まず決算の時に売掛金などの債権に対して, 貸し倒れになりそうな予想額を計算して, その期の費用として計上します。 計上する時は[ 貸倒引当金繰入 ]という費用の勘定科目を使います。 費用の勘定科目なので左側(借方)にきます。 右側には[ 貸倒引当金 ]という資産のマイナスを 意味する評価勘定を使い下記のように仕訳をします。
貸倒引当金は資産のマイナスと説明しましたが, 貸借対照表の作成の所で理解できると思いますので, 今はそ〜なのね,と思っておいてください。 貸倒引当金を計上する時には, 差額補充法と洗替法の2つがあります。 差額補充法というのは,前の期の貸倒引当金の残高に 今期の予想額になる様に,加算・減算する方法です。 もし前の期の残高が今期の予想額より,少ない場合は 差額分を[ 貸倒引当金繰入 ]の勘定科目を使い, 下記の仕訳で補充します。
もし,前の期の残高が今期の予想額より,多い場合は 多い分を[ 貸倒引当金戻入 ]という収益の勘定科目を使い, 下記の仕訳のように控除します。
洗替法は, 貸倒引当金 ※※/ 貸倒引当金戻入 ※※ という仕訳で前の期の残高を無くし, 貸倒引当金繰入 ※※/ 貸倒引当金 ※※ という仕訳で今期の予想額を新たに計上します。 洗替法の仕訳は下記の様になります。
ほんとに貸し倒れが起きてしまったら, [ 貸倒引当金 ]を使って仕訳をします。
貸倒れの額が設定した予想額(貸倒引当金)以上なら 超えた部分については[ 貸倒損失 ]という勘定科目を 使って仕訳をします。
大事な事は 貸し倒れは,決算で予想額を見積もり, 差額補充法・洗替法のどちらかで予想額になるように計上し, 貸し倒れがおきたら,[ 貸倒引当金 ]で仕訳する! [ 貸倒引当金 ]を超える貸し倒れの時は,超過分を[ 貸倒損失 ]で仕訳する! という事です♪(⌒◇⌒) |
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