● 日商簿記３級とは？

日商簿記は日本商工会議所が主催している検定試験です。
他の簿記の検定試験と比べても受験者数は多く
３級１回の検定試験を約80,000人の人達が受験します。
日商簿記３級は,商業簿記に関する基本的な理解を問う試験です。

３級のレベル

『財務担当者に必須の基本知識が身につき,商店,中小企業の経理事務に役立つ。
経理関連書類の読み取りができ,取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。』

● 受験資格

制限はありませんので,誰でも受験することが出来ます。

● 受験料

３級の受験料は2,040円になります。

● 試験の実施日と申込み期間

試験の実施される時期は下記の通りです。

◆	２月の第４日曜日
◆	６月の第２日曜日
◆	１１月の第３日曜日

申込み期間は,試験日の約２ヶ月前にお近くの商工会議所に問い合わせてみてください。

● 合格率

試験は100点満点のうち,70点以上取ると合格になります。
下図は過去３回の受験者数・合格者数・合格率です。
合格率は問題の難易度によって左右しますが,だいたい30%以上はあるようです。

回	受験者数	実受験者数	合格者数	合格率
113回	102,086人	78,640人	27,529人	35.0%
112回	105,635人	80,570人	37,407人	46.4%
111回	115,391人	89,482人	19,571人	21.9%

● 出題形式

日商簿記３級は,下記のような形式で出題されます。

問	内容	配点
第１問	仕訳の問題	20点
第２問	帳簿に関する問題など	8点〜12点
第３問	試算表の作成や, 損益計算書・貸借対照表の作成など	28点〜32点
第４問	伝票に関する問題や,仕訳の問題など	8点〜12点
第５問	精算表の作成など	28点〜32点

もっと詳しく知りたいという方は 商工会議所検定 の方に
試験に関する過去のデータや詳細な情報があります。

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