■問題10
平成15年3月31日,決算につき備品について
定額法により減価償却を行います。
取得原価:200円、取得年月日:平成13年4月1日、
耐用年数:6年、残存価額:取得原価の10%
この時の決算時の仕訳はどれですか?(仕訳は間接法で行います。)
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■解説
固定資産の減価償却に関する問題です。
問題の備品は今期1年間使われているので,1年間分減価償却します。
この問題で与えられた数字を,
減価償却費=(取得原価−残存価額)÷耐用年数
の式に当てはめますと
減価償却費
={200―(200×0.1)}÷6
=(200-20)÷6
=180÷6
=30
となり1年間の減価償却費の額は30円になります。
仕訳は間接法という事なので,[ 減価償却費 ]と
[ 備品減価償却累計額 ]の勘定科目を使い仕訳をします。
[ 減価償却費 ]は費用の勘定科目なので発生したときは
上図の費用と書いてある左側(借方)に記入します。
右側(貸方)には,[備品減価償却累計額]を記入します。
なので,正解は1番になります。
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