◆簿記練習問題◆
--- 決算時の仕訳の問題 ---

■問題11

平成15年3月31日,決算につき備品について
定額法により減価償却を行います。
取得原価:200円、取得年月日:平成14年10月1日、
耐用年数:6年、残存価額:取得原価の10%
減価償却費は月割り計算で行います。
この時の決算時の仕訳はどれですか?(仕訳は間接法で行います。)




1:


減価償却費 30 / 備品減価償却累計額 30
2:


減価償却費 16 / 備品減価償却累計額 16
3:


備品減価償却累計額 15 / 減価償却費 15
4:


減価償却費 15 / 備品減価償却累計額 15




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■解説
固定資産の減価償却に関する問題です。
問題の備品は今期のH14年10月1日〜H15年3月31日までの
半年間使われているので,半年間分減価償却します。
この問題で与えられた数字を,
減価償却費=(取得原価−残存価額)÷耐用年数×(使用月数÷12)
の式に当てはめますと
減価償却費
={200―(200×0.1)}÷6×(6÷12)
=(200-20)÷6×0.5
=180÷6×0.5
=30×0.5
=15
となり半年間の減価償却費の額は15円になります。
仕訳は間接法という事なので,[ 減価償却費 ]と
[ 備品減価償却累計額 ]の勘定科目を使い仕訳をします。

[ 減価償却費 ]は費用の勘定科目なので発生したときは
上図の費用と書いてある左側(借方)に記入します。
右側(貸方)には,[備品減価償却累計額]を記入します。
なので,正解は4番になります。



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