■問題１８

現金の実際有高が帳簿残高より500円不足していたので, かねて現金過不足勘定で処理しておいたが,その後原因を 調査したところ,地代の支払額400円が記入漏れであること, ならびに交通費の支出額430円を340円と誤記入していたことが 判明しました。なお,残額については原因不明のため, 雑損として処理することにしました。 この時の仕訳はどれですか？

1:	支払地代 旅費交通費	400 430	/ /	現金過不足 雑損	500 330
2:	現金過不足 雑損	500 330	/ /	支払地代 旅費交通費	400 430
3:	現金過不足	500	/ / /	支払地代 旅費交通費 雑損	400 90 10
4:	支払地代 旅費交通費 雑損	400 90 10	/ / /	現金過不足	500

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■解説
実際の現金残高と帳簿の残高が合わないときは
現金過不足の勘定科目を使い仕訳をします。
そして残高が合わない原因が分かったら該当する
勘定科目へ振り替えます。
この問題では実際有高が帳簿残高より500円
不足していたので下記の仕訳が行なわれています。

現金過不足

500

/

現金

500

現金過不足の原因が支払地代400円と,
旅費交通費の誤記入による計上漏れの90円(430-340=90)を
それぞれ現金過不足から振り替えます。
また,残額の10円(500-400-90=10)は原因が
分からないので,[ 雑損 ]として処理をします。
なので,正解は４番になります♪

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