◆簿記テキスト◆



---主要簿についての説明---

□主要簿について?---
主要簿は[ 仕訳帳 ][ 総勘定元帳 ]の2つということは,
前々回で説明しましたが今日はその中身について説明します♪

□仕訳帳
仕訳帳は取引が生じたら仕訳を行い,すべての仕訳を記録する帳簿です。
すべての取引を,発生した順に記録していく事が出来ます。
仕訳帳は下記の様なものです。


仕訳帳の記入方法をまとめますと次の様になります。
▽日付の所に取引が生じた日を記入。
▽摘要の所に取引の内容を勘定科目で記入。
▽元丁の所に総勘定元帳のページ数を記入。
※元丁は元帳丁数(元帳のページ)の略です。
その取引が総勘定元帳の何ページ目に書いてあるかを記入します。
上の仕訳帳の場合は,総勘定元帳の現金のページは1ページ目,
売上のページは4ページ目,仕入のページは5ページ目にあると
いう事を示しています。
▽借方・貸方にそれぞれの金額を記入。


□総勘定元帳
総勘定元帳は仕訳帳に記入された仕訳を現金なら現金,仕入なら仕入と
それぞれの勘定科目ごとにまとめて,記録していく帳簿です。
それぞれの勘定科目の動きを知る事が出来る帳簿です。
総勘定元帳は仕訳帳に記入した後に,書き移します。
総勘定元帳は下記の様なものです。
下記の総勘定元帳は,上に書いてある仕訳帳を書き移した場合のものです。



総勘定元帳の記入方法をまとめますと次の様になります。
▽日付の所に取引が生じた日を記入。
▽摘要の所に相手の勘定科目を記入。
▽仕丁の所に仕訳帳のページ数を記入。
※仕丁は仕訳帳丁数(仕訳帳のページ)の略です。
その取引が仕訳帳の何ページ目に書いてあるのかを記入します。
上の総勘定元帳の場合ですと,現金は仕訳帳の1ページ目に書いてある
という風な設定なので,仕丁の所は1ページとなります。
▽借方・貸方にそれぞれの金額を記入。



大事な事は
□仕訳帳の場合の記入方法は
▽日付の所に取引が生じた日を記入。
▽摘要の所に取引の内容を勘定科目で記入。
▽元丁の所に総勘定元帳のページ数を記入。
▽借方・貸方にそれぞれの金額を記入。

□総勘定元帳の場合の記入方法は
▽日付の所に取引が生じた日を記入。
▽摘要の所に相手の勘定科目を記入。
▽仕丁の所に仕訳帳のページ数を記入。
▽借方・貸方にそれぞれの金額を記入。
という事です♪(⌒◇⌒)


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