◆簿記テキスト◆



---貸借対照表・損益計算書の説明---

□貸借対照表とは?---
貸借対照表とは会社の正味の財産を知る事が出来る表のことです。
資産・負債・純資産・収益・費用の5つのグループのうちの
資産と負債と資本の3つによって作られます。
左側にズラ〜〜っと会社の財産である資産を並べて
右には支払わないといけない負債と,会社の正味の財産の純資産が並んでます。
貸借対照表に集められた資産・負債・純資産の3つには
資産合計=負債合計+純資産合計
純資産合計=資産合計−負債合計
という関係があります。
例えばですね,会社の資産合計額が90で負債合計額が70だとすると

純資産(正味の財産)ていくらですか?
純資産合計=資産合計−負債合計の式にあてはめますと
90−70=20
資産の90から負債の70を引いて20になるんです。

のような感じになるんです。
右側の合計と左側の合計は
資産合計=負債合計+純資産合計
という関係があるので同じになります。

もし1年間の利益を貸借対照表で知りたいと思ったら,
その1年の初め(期首といいます)の純資産合計額と
その年の終わり(期末といいます)の純資産合計額の増加分が
1年間の利益になります。
式で表しますと
期末純資産−期首純資産=利益
という関係になります。
例えば,1年の初め(期首)の純資産合計が17で
その終わり(期末)の純資産合計が20なら?
期末の20から期首の17をひいて3ですね♪ヾ(⌒▽⌒*)ノ♪


□損益計算書とは?---
損益計算書は会社の1年間の利益を知る事が出来る表の事です。
収益と費用のグループによりつくられます。
損益計算書では右側に収益がきて,左側に費用が並びます。
損益計算書に集められた収益・費用の2つには
収益合計−費用合計=利益
という関係があります。
1年間の利益は収益の合計額から費用の合計額を引くと求められます。
もし,収益の合計額より費用の合計額の方が多い場合は
利益が出ないで損をしてしまったということになります。

ここで簡単な例えを・・・
もし収益合計額が50で費用合計額が30なら1年間の利益は?

そ〜ですよね,50から30を引いて
1年間の利益は20ということです。

損益計算書も右と左の合計は等しくなります。



大事な事は
貸借対照表は資産・負債・純資産の勘定科目を表にしたもの!
損益計算書は収益・費用の勘定科目を表にしたもの!
という事です♪(⌒◇⌒)


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