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□現金過不足とは?--- 実務をやっていると記入漏れなどが原因で, 帳簿の中の現金残高と実際の手元にある現金残高が 一致しない,というミスをしてしまうことがあります。 その時は[ 現金過不足 ] という勘定科目を使い, "実際の残高" に合わせる仕訳を行うことになります。 帳簿の方を実際に合わせるんですね! 実際残高と帳簿残高の違う場合としては, 実際の残高が帳簿の残高より多い場合と, 実際の残高が帳簿の残高より少ない場合の2つがあります。 1:実際の残高が帳簿の残高より多い場合は? 帳簿の残高より,手元にある現金の方が多いので 帳簿の現金を,差額分だけ増やす仕訳を行います。
実際の方が多いので,資産の増加という意味になり [ 現金 ]の勘定科目は上図の資産と 書いてある方の左側にきます。 もし,実際の残高が帳簿の残高より多い原因が 分かった場合は[ 現金過不足 ]の勘定科目から 正しい勘定科目に振り替えることになります。
2:実際の残高が帳簿の残高より少ない場合は? 帳簿の残高より,手元にある現金の方が少ないので 帳簿の現金を,差額分だけ減らす仕訳を行います。
実際の方が少ないので,資産の減少という意味になり [ 現金 ]の勘定科目は上図の資産と 書いてある反対側の右側にきます。 もし,実際の残高が帳簿の残高より少ない原因が 分かった場合は[ 現金過不足 ]の勘定科目から 正しい勘定科目に振り替えることになります。
[ 現金過不足 ]という勘定科目は,決算までの"つなぎの科目"になります。 これは,原因がわからないからとりあえず,[ 現金過不足 ]という 勘定科目に置いといて,原因がわかれば正しい科目に振り替えましょ♪ ということなんです。 1年間の儲け・利益を求める決算の時には,[ 現金過不足 ]に残っている 分は[ 雑益・雑損 ]という勘定科目に振り替えないといけません。 [ 現金過不足 ]という勘定科目は,決算までの"つなぎの科目"だからです。 このことは,決算の説明をする時にまた説明します♪ 大事な事は 帳簿の中の現金残高と実際の手元にある現金残高が 一致しない時は,[ 現金過不足 ] という 勘定科目を使い,"実際の残高" に合わせる仕訳を行う! 原因が分かったら正しい勘定科目に振り替える! という事です♪(⌒◇⌒) |
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