◆簿記テキスト◆



---仮払金・仮受金の説明---

□仮払金・仮受金とは?---
[ 仮払金 ]は資産の勘定科目です。
なんの勘定科目か?金額がいくらか?など
はっきり決まっていない支払いの時の一時的な
仕訳として仮払金の勘定科目で仕訳をします。
例えば出張に行く社員に先にお金を渡す場合などです。
出張から帰って来ないと何に支払ったのか判りません。
勘定科目や金額が確定したらすぐに仮払金から
該当の勘定科目に振り替えます。
[ 仮受金 ]は負債の勘定科目です。
なぜこのお金が私の通帳に振り込まれているの?など
なんの勘定科目で処理をしていいのかわからないお金を
受取った時の一時的な仕訳として仮払金の勘定科目で仕訳をします。
勘定科目や金額が確定したらすぐに仮受金から
該当の勘定科目に振り替えます。

■例題
出張中の従業員から20円の当座預金への振り込みがありました。
ただしその内容は不明です。
このときの仕訳をして下さい♪

□解説
なんでお金が振り込まれたのか理由が分からないので,
理由が分かるまで仮受金で仕訳をしておきます。
仕訳は下記のようになります♪

現金 20 / 仮受金 20



仮受金は負債の勘定科目なので増やすときは
上の図の負債と書いてある右側(貸方)に記入します。
もし,振り込まれた理由が分かったら仮受金から
該当する勘定科目に振り替えます。



大事な事は
何に払った分なのかわからないお金は[ 仮払金 ]で処理する!
何で受取った分なのかわからないお金は[ 仮受金 ]で処理する!
という事です♪(⌒◇⌒)


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