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□決算整理とは?--- 前回は,決算整理の処理の 1:▽現金過不足の処理 2:▽減価償却 3:▽有価証券の評価替え 4:▽貸倒の計上 5:▽売上原価の計算 6:▽収益の見越し 7:▽収益の繰り延べ 8:▽費用の見越し 9:▽費用の繰り延べ のうち, 5:▽売上原価の計算 の説明をしました♪ 今回は 6:▽収益の見越し 7:▽収益の繰り延べ 8:▽費用の見越し 9:▽費用の繰り延べ の処理について,勉強しましょ〜♪ ▽収益の見越し 今回の決算に収益として計上しないといけないのに まだ代金を受取っていない為に収益に計上していないものを, 計上する事を" 収益の見越し "といいます。 例えをいいますと, 3月31日が決算で,3月分の家賃を翌期の4月5日に貰うとします。 3月分の家賃なので今回の決算に収益として計上しないといけないのに 4月5日にしか家賃を貰えないんですね。 こうゆう時には資産の未収収益勘定を使い,受取家賃を増やす仕訳をします。 仕訳をしますと下記の様になります。
未収収益勘定というのは未収家賃・未収利息など, まだ代金を受取っていないよ♪ という意味の未収がついた勘定科目の事です。 この仕訳により3月分の家賃を今回の決算に計上する事が出来ます。 もちろん実際には家賃を受け取っていないので 決算が終わり翌期になったらすぐに逆仕訳をしないといけません。
大事な事は 今回の決算に収益として計上しないといけないのに 決算の後に代金を受け取る場合は資産の未収収益勘定を用いて仕訳をする! という事です♪(⌒◇⌒) ▽収益の繰り延べ 翌期の分の収益なのに,すでに現金などの代金を受け取り 今回の決算の収益として計上されているものは, 次の期に回さないといけません。 これを" 収益の繰り延べ "といいます。 例えば, 3月31日が決算なのに,4月分の家賃を既に受け取っている場合です。 この場合は4月分の家賃を次の期に計上しないといけないので 負債の前受収益勘定を使い受取家賃を減らす仕訳を行います。 仕訳をしますと次の様になります。
前受収益勘定というのは前受家賃・前受利息など, 先に代金を受け取りましたよ♪ という意味の前受がついた勘定科目の事です。 この仕訳により4月分の家賃を次の期に繰り延べる事が出来ます。 もちろん実際には家賃を受け取ってますから 決算が終わり翌期になったらすぐに逆仕訳をしないといけません。
大事な事は 今回の決算に収益として計上してはいけないのに 代金を受け取っている場合は負債の前受収益勘定を用いて仕訳をする! という事です♪(⌒◇⌒) ▽費用の見越し 今回の決算に費用として計上しないといけないのに まだ代金を支払っていない為に費用に計上していないものを, 計上する事を" 費用の見越し "といいます。 例えば, 3月31日が決算で,3月分の家賃を翌期の4月5日に支払うとします。 3月分の家賃なので今回の決算に費用として計上しないといけないのに 翌期の4月5日に家賃を支払うんですね。 こうゆう時には負債の未払費用勘定を使い,支払家賃を増やす仕訳をします。 仕訳をしますと次の様になります。
未払費用勘定というのは未払家賃・未払利息など まだ代金を支払ってないよ♪ という意味の未払がついた勘定科目の事です。 この仕訳により3月分の家賃を今回の決算に 費用として計上する事が出来ます。 もちろん実際には家賃を支払っていないので 決算が終わり翌期になったらすぐに逆仕訳をしないといけません。
大事な事は 今回の決算に費用として計上しないといけないのに 決算の後に代金を支払う場合は負債の未払費用勘定を用いて仕訳をする! という事です♪(⌒◇⌒) ▽費用の繰り延べ 翌期の分の費用なのに既に現金などで代金を支払い, 今回の決算の費用として計上されているものは 次の期に回さないといけません。 これを" 費用の繰り延べ "といいます。 例えば, 3月31日が決算で,4月分の家賃を既に支払っている場合などです。 この場合は4月分の家賃を次の期に計上しないといけないので 資産の前払費用勘定を使い支払家賃を減らす仕訳を行います。 仕訳をしますと次の様になります。
前払費用勘定というのは前払家賃・前払利息など もう代金を支払いましたよ♪ という意味の前払がついた勘定科目の事です。 この仕訳により4月分の家賃を次の期に繰り延べる事が出来ます。 もちろん実際には家賃を支払ってますから 決算が終わり翌期になったらすぐに逆仕訳をしないといけません。
大事な事は 今回の決算に費用として計上してはいけないのに既に代金を支払い, 計上している場合は資産の前払費用勘定を用いて仕訳をする! という事です♪(⌒◇⌒) |
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